第1073話にて明かされた五老星の名前「ジェイガルシア・サターン聖」
となると当然他4人の名前も気になるわけですが…
今回は、五老星のモデルが惑星の名前である可能性
そして巨大な王国の味方だった可能性について考察していきます
ワンピースマニアの視点から考察していくよ♪
五老星とは
世界政府最高権力者
五老星の初登場は第233話。
そこで五老星は「世界政府最高権力」と紹介されており、海軍元帥よりも上の存在であることが分かります。
文字通り世界で最も権力を持った5人の老人たち。それが五老星です。
天竜人の最高位
世界最高の権力者が天竜人の最高位「五老星」であるように
引用元:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎/集英社
この世界にたった一人の”王”などいないのです
そんな五老星は世界政府最高権力者であると同時に、天竜人の最高位でもあります。
天竜人至上主義のワンピースの世界では当たり前ですが、天竜人の中のトップ、それが五老星ということになります。
そもそも天竜人とは、800年前に世界政府を作り上げた20人の王達の末裔。いわば世界の創造主です。
そんな天竜人の最高位である五老星。
”普通の”天竜人と五老星の間には、一体どんな違いがあるのでしょうか。
イム様直属の部下
そして第908話。
世界史府最高権力を持つ五老星が”イム様”という謎の人物に跪く衝撃のシーンが描かれました。
イム様の存在自体は謎ですが、五老星より上の存在であることは確実。
五老星はあくまで表向きの存在にすぎず、本当の世界のトップはイム様だったんです。
五老星は太陽系惑星の名前か
ジェイガルシア・サターン聖
そんな五老星の1人の名前が「ジェイガルシア・サターン聖」と明かされた第1073話。
その名前の由来は
1960年代を代表するミュージシャン「ジェリー・ガルシア」
土星の英語「Saturn(サターン)」
この2つが組み合わさったものだと思われます。
そこで気になるのが他4人の五老星の名前です。
そしてそれは
「ミュージシャン+太陽系惑星の名前」
という法則になっている可能性が高いと思われます。
五老星の名前予想
太陽系惑星と言えば、
水星・金星・(地球)・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星
冥王星は2006年まで太陽系に含まれていたため、今回の考察では一緒に考えていきます。
このうち天王星・海王星・冥王星の3つは、それぞれウラヌス・ポセイドン・プルトンと古代兵器の名前の元になっています。
となると残る水星・金星・火星・木星・土星の5つが、五老星の名前に使われていると思われます。
水星=Mercury → マーキュリー聖
金星=Venus → ビーナス聖
火星=Mars → マーズ聖
木星=Jupiter → ジュピター聖
土星=Saturn → サターン聖
五老”星”とあるだけに太陽系惑星の5つの星の名前になっている可能性はかなり高いのではないでしょうか。
五老星は巨大な王国の味方だった?
太陽を中心に回る惑星たち
ここまでで五老星の名前を考察してきましたが、古代兵器を含め、太陽系惑星を図にしてみると下図のようなになります。
ワンピースの世界で太陽と言えば”太陽の神ニカ”ですよね。
そんな太陽=ニカを中心に回る太陽系の星たち。
ニカが巨大な王国側の存在であることは明白です。
そしてウラヌスについてはまだ不明ですが、3つの古代兵器も巨大な王国側のものであった可能性が非常に高いと思われます。
太陽の神ニカ=巨大な王国側
3つの古代兵器=巨大な王国側
五老星=???
そうなるとニカと古代兵器に挟まれた5つの星=五老星。彼らもまた、巨大な王国側の存在だったと考える方が自然です。
五老星のモデル
これは非常に有名な話ですが、五老星は世界的な偉人たちがモデルになっているといわれています。
1人ずつご紹介します。
①カール・マルクス
サターン聖のモデルと思われる人物は、ドイツの経済学者カール・マルクス。
ふわふわの口ひげが特徴的ですね。
マルクスは格差社会を批判し、平等な社会を目指す社会主義を唱えました。
またマルクスの著書の中には、労働者階級の「自由」と「平等」を重んじる思想が記されています。
②ミハイル・ゴルバチョフ
2人目はソビエト連邦の初代大統領、ミハイル・ゴルバチョフ。
頭の痣と丸い顔が特徴的ですね。
ゴルバチョフは旧ソ連の支配的な社会に革命を起こし「自由」をもたらしたとされる人物です。
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎/集英社 出典:Wikipedia「ミハイル・ゴルバチョフ」
③板垣退助
3人目は20世紀の日本の政治家、板垣退助。
2つに割れた長いあごひげが特徴的です。
板垣退助は誰もが「自由」に政治に参加できる社会を目指した政治家であり、自由民権運動の主導者として民衆をリードしました。
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎/集英社 出典:Wikipedia「板垣退助」
④マハトマ・ガンジー
4人目はインド独立の父、マハトマ・ガンジー。
丸坊主に丸メガネが特徴的です。
ガンジーは当時イギリスの支配下におかれていたインドを独立へと導き、人々に「自由」をもたらしました。
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎/集英社 出典:Wikipedia「マハトマ・ガンディー」
⑤エイブラハム・リンカーン
5人目はアメリカ16代大統領、エイブラハム・リンカーンです。
リンカーンは「奴隷解放宣言」で奴隷制度を廃止したことで有名です。
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎/集英社 出典Wikipedia「エイブラハム・リンカーン」:
以上5人の偉人が五老星のモデルになっていると思われます。
五老星は自由を望んでいる?
五老星のモデルとなっている5人の偉人たち。
この5人に共通しているのは「自由」と「平等」です。
カール・マルクス | 「平等」な社会を目指し格差社会を批判した |
ミハイル・ゴルバチョフ | 支配的な社会に革命を起こし「自由」をもたらした |
板垣退助 | 誰もが「自由」に政治に参加できる社会を目指した |
マハトマ・ガンジー | インドを独立させ「自由」をもたらした |
エイブラハム・リンカーン | 奴隷を解放し人々を「自由」にした |
ワンピースの世界で「自由」「平等」といえば巨大な王国の思想だと思われていますが、その対義語の「支配」「差別」はまさに世界政府そのものです。
そんな世界政府のトップのモデルが自由を象徴する偉人達、というのは違和感がありますよね。
勢力 | 思想 |
---|---|
巨大な王国 | 自由・平等 |
世界政府 | 支配・不平等 |
五老星 | ??? |
もしかすると、五老星の思想はモデルの偉人たちと同じ「自由」と「平等」なのかもしれません。
五老星は世界政府のトップでありながら、800年前までは巨大な王国と同じ思想を持つ味方だったのではないでしょうか。
そう考えると、太陽を中心に回らる8つの惑星すべてが巨大な王国の味方側のモチーフになっている、という可能性がさらに高まります。
まとめ
以上、五老星が巨大な王国の味方である可能性について考察してみました。
もし本当に五老星が巨大な王国側の人物だった場合、五老星は巨大な王国を裏切って今の地位にいるのか。それとも、何か作戦があって世界政府に潜入しているのか。
世界の均衡を保つことに専念している五老星…
その行動の真意は一体何なのでしょうか。
エッグヘッドに向かうサターン聖の口から語られるかもしれません。
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