ローが首謀者である「ロッキーポート事件」
長らく謎のままだったロッキーポート事件ですが、少しずつ情報が明かされてきました。
今回はロッキーポート事件について判明している情報を整理し、
ローとコビーが共闘した可能性
黒ひげが王直を倒せた理由について考察します
ロッキーポートはハチノスにある港
そもそも事件の名前にある「ロッキーポート」とは、海賊島ハチノスにある地名のこと。
これは第1080話のアバロ・ピサロのセリフで明らかになりました。
「ロッキーポートの修復」と言っているので、事件によってかなりのダメージを受けたのでしょう。
また、ロッキーポートの「ポート」は港を表す単語です。
おそらくロッキーポートとは、海賊島ハチノスにある港のことだと思われます。
ロッキーポート事件の首謀者
ロッキーポート事件の首謀者と言われているのが、元王下七武海トラファルガー・ロー。
第659話でローは王下七武海になるため海賊の心臓100個を海軍本部に届けたと言われていますが、この心臓100個の事件=ロッキーポート事件だと思われます。
心臓100個は”王直”の部下のもの?
詳しくは後述しますが、当時のハチノスのボスは元ロックス海賊団の1人”王直”だった可能性が高く、ローが集めた100個の心臓は”王直”の部下達のものなのではないでしょうか。
元ロックス海賊団の1人”王直”の部下であれば、そこそこ実力のある海賊達だったはず。
そんな海賊の心臓を100個集めたとなれば、王下七武海になるための実力としては十分です。
ローがロッキーポート事件を計画したのは王下七武海になるためであり、その標的となったのがハチノスにいる大量の海賊達=”王直”の部下達だったのでしょう。
もしかすると、100個の心臓の中には”王直”の心臓もあったのかもしれません。
英雄になったコビー
第903話にてコビーもロッキーポート事件に関与していたことが明かされ、「市民を守った英雄」と呼ばれていました。
海賊島であるハチノスにまともな一般市民がいるとは思えませんが、第1080話にて市民らしき人達が描かれています。
黒ひげによって捕えられていた「売却前の奴隷達」です
同じように事件当時にも、”王直”が捕えていた奴隷達がいたと思われるので、コビーが守った市民の正体は”王直”の奴隷達だった可能性が高いでしょう。
ちなみにローが事件の首謀者と言われているので、「コビーはローから市民を守った」と考えることも出来ますが、王下七武海になるには実力を示す必要があるため、市民の心臓より海賊の心臓の方が効果的です。
そのためローが市民を狙っていた可能性はかなり低いと思われます。
海賊島ハチノスのボスになった黒ひげ
そして第1059話、ロッキーポート事件には”黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチも関係していたことが判明。
黒ひげに関しては情報量が多いので、まとめると下記の3つです。
- 黒ひげは王直を倒した
- 王直を倒したことでハチノスのボスになれた
- 黒ひげが王直を倒せたのはコビーのおかげ
これらの情報から、”王直”は海賊島ハチノスの元ボスだったと予想できます。
”王直”は元ロックス海賊団の船員であり、ハチノスはロックス海賊団が結成された島。
”王直”がロックスの聖地ともいえるハチノスを拠点にしていたのは自然ですよね。
そんな”王直”を倒したからこそ、黒ひげが現在のハチノスのボスになっているのでしょう。
ロッキーポート事件の真相
ここまで説明してきた情報をまとめると次の通りです。
- ローはハチノスに集まる”王直”の部下の心臓を狩りに来た
- コビーは”王直”の奴隷達を解放するために来た
- 黒ひげが”王直”を倒した
ここからロッキーポート事件の真相を考えていきましょう。
ローとコビーが共闘?
”王直”の部下を狩りに来たロー
”王直”の奴隷達を解放しに来たコビー
2人はそれぞれの目的のためにハチノスに上陸し、偶然出くわしたのだと思われます。
そんな2人の共通の敵は”王直”
共通の敵を目の前にローとコビーは共闘したのではないでしょうか。
そしてもし本当に2人が共闘していた場合、その構図は「ゴッドバレー事件」によく似ています。
ロッキーポート事件 | 共通点 | ゴッドバレー事件 |
---|---|---|
トラファルガー・D・ワーテル・ロー | Dの一族の海賊 | ゴール・D・ロジャー |
コビー | 海軍の英雄 | ガープ |
市民=奴隷達を守った | 守られる奴隷達 | 天竜人と奴隷達を守った |
王直が敗れる | 元ロックス海賊団が敗れる | ロックスが敗れる |
もしかするとゴッドバレー事件を紐解くことができるかもしれません。
ゴッドバレー事件についてはこちらの記事で詳しく考察しています。
黒ひげが王直を倒せた理由
ロー&コビー vs ”王直” の戦いが繰り広げられるハチノス。
そこに突如現れた”黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチ。
完全に不意をつく形で”王直”を倒したのではないでしょうか。
頂上決戦時には、白ひげが弱ったところに現れ「死に目に会えそうだ」と喜んでいた黒ひげ。
王直が弱ったところに奇襲を仕掛けた可能性は十分にありえるでしょう。
ロッキーポート事件のまとめ
以上ロッキーポート事件の真相について考察してみました。
まだまだ謎が多いロッキーポート事件。今後新たな情報が出るのが楽しみですね。
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