第1056話でキッドの口から語られた”火ノ傷の男”
ワンピースへの鍵を握る人物であることは間違いないですが、その正体は一体誰なのでしょうか
今回は火ノ傷の男の可能性がある3人の人物、サウロ、クザン、ロキについて掘り下げていきたいと思います
ONE PIECEマニアの視点から考察していくよ♪
”火ノ傷の男”とは
キッド―とキラーのやりとりで登場した”火ノ傷の男”
”火ノ傷の男”がワンピース争奪戦に参加する必須条件になっているようですが、現状それ以外の情報は一切分かっていません
キッド自身「当てがなさすぎる」と発言していることからも、ワンピースの世界に生きる人たちの中でも知っている人物はかなり限られているようです
博識なロビンですら「?」と全く知らない様子
そんななか唯一、ローだけが何か知っているといった意味深な描写でした
”火ノ傷の男”の条件
限られた情報から推測できる「”火ノ傷の男”の条件」は次の通り
- 最後の”ローポーネグリフ”を持っている
古代文字を解読できる- ローが知っている人物である
- 火ノ傷≒火傷の跡がある
よく言われているのは上記の通りですが、今回は「古代文字の解読」を除外して考えます
というのも、もし”火ノ傷の男”が古代文字を解読できるだけだったら、同じく古代文字を解読できるロビンも超重要人物です
そうなれば、「火ノ傷の男の当てがない」と嘆くキッドは真っ先にロビンを狙うはず
しかし実際にはロビンに一切触れていないことから、”火ノ傷の男”は古代文字を解読できるだけではない可能性が高いでしょう
魚人島にあった”ロードポーネグリフ”
そもそもラフテル到達に必要な4つのロードポーネグリフ
4つそれぞれの在り処を、現在とロジャーが冒険した26年前とで比較すると次の通りです
番号 | 26年前 | → | 現在 | ルフィ所持状況 |
---|---|---|---|---|
① | ゾウ くじらの森の中 | → | ゾウ くじらの森の中 | ○ |
② | ビッグマムが所持 | → | ビッグマムが所持 | ○ |
③ | ワノ国 | → | ワノ国 | ○ |
④ | 魚人島 ジョイボーイの謝罪文の隣 | → | ??? | ✕ |
ルフィが既に所持している①~③の3つは、26年前と同じ場所に存在していました
しかし最後のひとつ、かつて魚人島にあったロードポーネグリフが、現在行方不明となっています
行方不明の最後のロードポーネグリフを、”火ノ傷の男”が所持している可能性は高いでしょう
【追記】
1081話にて、”火ノ傷の男”がロードポーネグリフを持っていることが確定しました!
▼”火ノ傷の男”の正体の最新予想はこちら
”火ノ傷の男”の正体
では”火ノ傷の男”とは一体誰なのか
可能性が高いと思われる3人の容疑者をご紹介します
- ハグワール・D・サウロ
- クザン
- エルバフの王子ロキ
個人的にはロキの可能性が一番高いのではないかと予想していますが、果たしてどうでしょうか
ひとりずつ見ていきます
①サウロ
まず最初の容疑者はハグワール・D・サウロ
22年前オハラのバスターコールで死亡してしまったと思われていたサウロですが、第1066話で生存が確定
なんとサウロはバスターコールの数か月後、全身包帯ぐるぐる巻きでオハラに現れ、貴重な文献を全てエルバフに持ち帰っていました
まさにオハラの意思を受け継いだひとりといえるでしょう
またサウロは22年前にクザンの「アイスタイム」で全身凍結
その後バスターコールを食らっています
”火ノ傷の男”という異名は、全身凍結による凍傷か、バスターコールによる火傷の可能性が考えられます
②クザン
2人目の容疑者は”青キジ”ことクザン
サウロと同じく、クザンも22年前のオハラにいたひとりで、ロビンを逃がした張本人です
そんなクザンは海軍を辞め、今や黒ひげに加担しています
何らかの目的があっての行動だとは思われますが、その真意は不明なまま
また元帥の座をかけた赤犬との決闘で、クザンは左足を失っています
”火ノ傷”は、赤犬のマグマ攻撃による左足の喪失を意味しているのでしょうか
- オハラの意思を受け継いだサウロの旧友クザン
- 謎に包まれたクザンの行動
- マグマによる左足の喪失
クザンが”火ノ傷の男”なのかもしれません
【追記】
1081話でクザンは「おれかな?」とボケていたので、可能性はかなり低くなりましたね…
ボケておきながら本当は…という可能性も0ではないですが、限りなく低いでしょう
ロキ
最後3人目の容疑者は、エルバフの王子ロキ
まだシルエットでしか登場しておらず、まだまだ謎に包まれた人物のひとりですが、個人的にロキが火ノ傷の男である可能性が最も高いと考えています
唯一分かっている情報としては、
エルバフの王子として63年前に誕生したことと
ビッグマムの娘のシャーロット・ローラに一目惚れするもフラれてしまったことくらい
そんなロキが”火ノ傷の男”だと考えられる根拠は次の3つです
- エルバフはポーネグリフの重要性を知っている
- 赤ん坊の時に大火事を経験している
- ローとの繋がりがある可能性
1つずつ説明していきます
①エルバフはポーネグリフの重要性を知っている
まず1つ目の根拠は、エルバフがポーネグリフの重要性を知っていることです
エルバフからやって来た様だが…
引用元:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎/集英社
彼らはこの文献の価値を知っている
焼け野原となったオハラに現れたサウロ
それを見たドラゴンは、「彼らは文献の価値を知っている」と発言
なぜなのか理由は全く分かりませんが、エルバフの巨人たちはオハラが研究していた歴史=ポーネグリフの重要性を理解しているようです
もしそうであれば、大海賊時代によって荒らされる危険性が高い魚人島からロードポーネグリフを持ち出しエルバフで保管している、という可能性も十分に考えられるでしょう
②赤ん坊の時に大火事を経験している
続いて2つ目の根拠として、ロキは赤ん坊の時に大火事を経験しています
ロキが生まれたのは今から63年前
ロキが生まれた1週間後、ビッグマムが”食い煩い”によってエルバフの町を壊滅させます
生後わずか1週間のロキがこの大火事の中にいた場合、間違いなく全身火傷の大けがをするでしょう
③ローとの繋がりがある可能性
3つ目の根拠は、ローと繋がりがある可能性です
ロキとロー
一見何の繋がりもない2人ですが、ローの本名に着目すると意外な接点がみえてくるんです
ローの本名は「トラファルガー・D・”ワーテル”・ロー」
この”ワーテル”は”War Tale”と表記することも出来ます
ちなみにラフテルの綴りは”Laugh Tale”(笑い話)
ワーテルが”War Tale”(軍記物語 戦争の物語)である可能性もあり得そうです
そしてエルバフがある島の名前は「ウォーランド=War Land」(戦争の島)
もしかすると、ローの一族はエルバフと深い関係があるのではないでしょうか
その場合ローとエルバフの王子ロキも何らかの関係にあるでしょう
以上まとめると
- エルバフはポーネグリフの重要性を知っている
- 赤ん坊の時に大火事を経験している
- ローとの繋がりがある可能性
この3つの根拠から、エルバフの王子ロキが”火ノ傷の男”である可能性が考えられます
ちなみに2022年6月27日発売の週刊少年ジャンプ2022年30号の付録小冊子『Road To Laugh Tale」vol.1にこんな記載があります
最後の1つの赤い石は今どこに?
一味が訪れた事のない土地のいずれかに、最後の意思は存在するのだろうか。果たして…。
エルバフ ヴィラ ハチノス
エルバフに最後のロードポーネグリフがある可能性は高いのではないでしょうか
”火ノ傷の男”まとめ
という感じで、”火ノ傷の男”の正体について考察してみました
今回ご紹介したサウロ、クザン、ロキの3人以外にも候補はありそうですが、その正体は一体誰なのか
明かされるときが楽しみです
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